GINZA CLINIC
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幹細胞治療について

当クリニックは、厚生労働省より設置認可を受けた委員会を設置しております。
第二種再生医療等提供計画を厚生労働省に提出し、計画番号を以下計10項目取得した医療施設です。

1. アトピー性皮膚炎及び強皮症等の難治性皮膚疾患による皮膚の変化に対する自己脂肪由来間葉系幹細胞を用いた局所療法【計画番号: PB3240146 】
2. 自家脂肪由来間葉系幹細胞を用いた変形性膝関節症の治療【計画番号: PB3240150 】
3. 自家脂肪由来間葉系幹細胞を用いた慢性疼痛の治療【計画番号: PB3240147 】
4. 自家脂肪由来間葉系幹細胞を用いたパーキンソン病の治療【計画番号: PB3240148 】
5. 自家脂肪由来間葉系幹細胞を用いた腰痛の治療【計画番号: PB3240151 】
6. 自家脂肪由来間葉系幹細胞を用いた肩(回旋筋)腱板損傷の治療【計画番号: PB3240152 】
7. 自家脂肪由来間葉系幹細胞を用いたアルツハイマー病の治療(脊髄腔内・静脈投与の併用)【計画番号: PB3240153 】
8. 自家脂肪由来間葉系幹細胞を用いたアトピー性皮膚炎および関節リウマチの治療【計画番号: PB3240149 】
9. 自家脂肪由来間葉系幹細胞を用いた脳卒中(脳梗塞・脳出血)後遺症の治療【計画番号: PB3240216 】
10. 自家脂肪由来間葉系幹細胞を用いた脊髄損傷の治療【計画番号: PB3240217 】

〔 再生医療・自家脂肪由来間葉系幹細胞 〕

幹細胞の再生医療とは

幹細胞は、様々な組織や細胞に分化できる能力を持っています。
傷ついた組織や失われた機能の回復を目的とした再生医療技術です。

・分可能 - 皮膚、赤血球、血小板など、わたしたちのからだをつくる様々な細胞に変化する能力

・自己複製能 - 自分と全く同じ能力を持った細胞に分裂することができる、つまり幹細胞が幹細胞に分身する能力

最も間葉系幹細胞を用いた治療が注目されています。

間葉系幹細胞と呼ばれる生体内にもともと存在する幹細胞の一種であるこの脂肪組織由来幹細胞は、特有の性質を持っていて様々な疾患に対して高い治療効果があることが研究されており、再生医療を担う有望な幹細胞です。

自家脂肪由来間葉系幹細胞は、自己を複製する能力と様々な種類の細胞に分化する能力を持っています。

脂肪由来間葉系幹細胞は、神経細胞、筋肉細胞、血管内皮細胞、骨細胞などに分化することができます。その細胞の力で損傷した細胞や老化した細胞を修復し、神経系疾患や免疫疾患、血管疾患など幅広い疾患に効果があるといわれております。

〔 当院では自家脂肪由来間葉系幹細胞による幹細胞治療を実施しております。 〕

自家脂肪由来間葉系幹細胞とは

患者様ご自身の脂肪組織から採取した間葉系幹細胞を培養した上で、規定量まで増殖させてから元の身体に戻します。患者様の症状や目的に応じて静脈投与、局所注射、脊髄腔内注射、関節内注射、皮下注射をする治療法です。患者様ご自身の幹細胞のため、アレルギーや拒絶反応が起きにくく、安全性の高い技術の治療です。

自家脂肪由来間葉系幹細胞治療は、脳卒中、脊髄損傷、糖尿病、パーキンソン病などの治療に効果があると報告されております。また関節疾患の治療にも有効で、炎症を抑え、擦り減った軟骨や傷ついた組織を修復、再生することで痛みを改善することが期待できます。

幹細胞治療の効果

抗炎症作用・神経再生・血管再生・免疫調節抑制・組織修復 再生・抗酸化作用

〔 幹細胞療法の手順 〕

患者様より採取した脂肪は、豊富な実績に基づき
細胞培養センターに送り、培養します。

採血と治療前診察
採血ではウィルスなどに感染していないかなどの
感染症の有無など様々な検査を行います。
( 必須項目HBV/HCV/HTLV-1/HIV/梅毒 )
脂肪採取
腹部の皮下脂肪から脂肪を採取します。
1センチくらい腹部を切開して脂肪を採取いたします。
手術後、すぐに帰宅できます。
翌日から、シャワー、入浴も可能ですので、
普段の日常生活ができます。
細胞培養
細胞培養加工施設〔 JASC 〕において、
厳格な品質管理のもと、
脂肪組織由来幹細胞を分離、培養します。
初回培養期間は6から8週間ほどかかります。
〔 株式会社JASC 〕:外部リンク
幹細胞の投与・注射
患者様の症状に合わせて、培養した幹細胞を静脈点滴より全身投与、
局所注射、脊髄注射、関節注射または直接皮膚に注射を行います。

自家脂肪由来間葉系幹細胞を用いた
治療改善が期待できる疾患

自家脂肪由来間葉系幹細胞を用いた
治療改善が期待できる疾患